SNS SHARE

ABOUT THE MOVIE

映画について

INTRODUCTION

愛する家族のいのちが
奪われたとしたら、
あなたなら、
どうするだろうか。

名実ともに日本を代表する俳優・山田孝之が裏方へ徹し初の全面プロデュースに挑む。主演に企画・原案も手がけた阿部進之介、監督に映画・MV・CMと映像表現の幅を広げる若き俊英・藤井道人と、同世代の才能たちがこころ揺さぶる人間ドラマを完成させた。完全オリジナルである本作が問いかけるテーマは「人間の善と悪」。家族のいのちが奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちの物語は、混沌とした現代で、強く生きることの厳しさを描き出す。出演陣は、自殺した父の復讐へ駆られていく明石幸次に阿部進之介。父親同然に養う孤児のためなら犯罪をも厭わない北村に安藤政信。北村がオーナーを務める児童養護施設で生活する少女・奈々に、圧倒的表現力に山田プロデューサーが惚れ込んだ清原果耶。明石の父を死に追い込んだ大手企業の社員・三宅に田中哲司と、実力派俳優たちが集まった。

家族を殺された男。家族を生かすため罪を犯す男。家族を知らない孤独な少女。
突きつけられる悲痛な真実のなかで、探し求めた正義の在り処―。
いま、極限の人間ドラマが動き出す。

STORY

善と悪はどこから
やってくるのか。

父が自殺し、実家へ帰った明石幸次(阿部進之介)。父は大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられ、家族もまた、崩壊寸前であった。そんな明石に児童養護施設のオーナーを務める男、北村(安藤政信)が手を差し伸べる。孤児を父親同然に養う傍ら、「子供たちを生かすためなら犯罪をも厭わない。」という道徳観を持ち、正義と犯罪を共存させる北村に魅せられていく明石と、そんな明石を案じる児童養護施設で生活する少女・奈々(清原果耶)。しかし明石は次第に復讐心に駆られ、善悪の境を見失っていく―。

CAST

阿部進之介

Shinnosuke Abe / 明石幸次 役

1982年2月19日生まれ。大阪府出身。2003年に映画『ラヴァーズ・キス』でデビュー。出演作品に、映画『クローズZEROII』(09)、『十三人の刺客』(10)、『BADBOYS』(11)、『DOG×POLICE 純白の絆』(11)、『オー!ファーザー』(14)、『信長協奏曲』(16)、『罪とバス』(16)、『神さまの轍 -checkpoint of the life-』(18)、ドラマ「TAKE FIVE〜俺たちは愛を盗めるか〜」(TBS/13)、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(14)、「信長協奏曲」(CX/14)、「REPLAY&DESTROY」(TBS/15)、「下町ロケット」(TBS/15)、「BG〜身辺警護人〜」(EX/18)など。また、公開待機作に『栞』(2018年10月26日公開)、『アウト&アウト』(2018年11月16日公開)などがある。

安藤政信

Masanobu Andou / 北村健一 役

1975年5月19日生まれ。神奈川県出身。1996年に映画『キッズ・リターン』で俳優デビュー。同作品で第20回日本アカデミー賞新人俳優賞他、数々の賞に輝く。以降、数多くの映画・テレビに出演する一方、フォトグラファーとしても活躍し、多才ぶりを発揮している。近年の主な出演作は、映画『GONINサーガ』(15)、『貞子vs伽椰子』(16)、『花芯』(16)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(16)、『スティルライフオブメモリーズ』(18)、『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』(18)、『きらきら眼鏡』(18)など。

清原果耶

Kaya Kiyohara / 大野奈々 役

2002年1月30日生まれ。大阪府出身。NHK連続テレビ小説「あさが来た」(15~16)で女優デビューを果たし、フレッシュな魅力で存在感を示す。以降、立て続けに映画・ドラマへと出演。主な出演作は、映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『3月のライオン 前編/後編』(17)、『ユリゴコロ』(17)、『ちはやふる -結び-』(18)、テレビドラマ「透明なゆりかご」(NHK/18)など。公開待機作として、『愛唄 -約束のナクヒト-』(2019年1月25日公開)などがある。

田中哲司

Tetsushi Tanaka / 三宅良平 役

1966年2月18日生まれ。三重県出身。日本大学芸術学部演劇学科を卒業。千葉哲也、長塚圭史、永井愛、栗山民也、小川絵梨子、赤堀雅秋などの演出の舞台に出演。映画の近年の主な出演作は、『アウトレイジ ビヨンド』(12)、『ストロベリーナイト』(13)、『そして父になる』(13)、『愛の渦』(14)、『映画 ビリギャル』(15)、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)、『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(18)などがある。公開待機作に、『十年 Ten Years Japan』(2018年11月3日公開)、『生きてるだけで、愛。』(2018年11月9日公開)、『人魚の眠る家』(2018年11月16日公開)などがある。

小西真奈美

Manami Konishi / トモコ 役

1978年10月27日生まれ。1998年、つかこうへい作品・舞台「寝盗られ宗介」でデビュー。以後、映画、舞台、TVドラマなどで活躍。2002年、映画『阿弥陀堂だより』で第45回ブルーリボン賞新人賞、第26回日本アカデミー賞新人俳優賞など、『のんちゃんのり弁』(09)で第64回毎日映画コンクール女優主演賞、第31回ヨコハマ映画祭主演女優賞など多数受賞。近年の主な映画出演作は、『振り子』(15)、『トマトのしずく』(17)、『ミッドナイト・バス』(18)など。2017年9月、初めて全曲作詞・作曲を手掛けたオリジナルアルバム「I miss you」でiTunesのHIPHOPチャート1位を獲得し、2018年10月にはメジャー1stアルバム「Here We Go」をリリースするなど、新たな活躍の場を拡げている。

佐津川愛美

Aimi Satsukawa / 友梨佳 役

1988年8月20日生まれ。静岡県出身。2005年、『蝉しぐれ』でヒロインの少女時代を演じ、スクリーンデビュー。同作で第48回ブルーリボン賞助演女優賞ノミネート。『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(07)で第50回ブルーリボン賞助演女優賞及び新人賞にWノミネート。以降、数々の映画、ドラマに出演。近年の主な出演作に映画『横道世之介』(13)、『グラスホッパー』(15)、『ヒメアノ~ル』(16)、『ユリゴコロ』(17)、『ポンチョに夜明けの風はらませて』(17)、『生きる街』(18)、『ゼニガタ』(18)などがある。また、10月スタートのTVドラマ「結婚相手は抽選で」(THK)、「プリティが多すぎる」(NTV)に出演。

渡辺裕之

Hiroyuki Watanabe / 明石和幸 役

1955年12月9日生まれ。茨城県出身。CM大正製薬「リポビタンD」に出演し、一躍人気を博す。1982年、映画『オン・ザ・ロード』にて主演デビュー。86年、TVドラマ「愛の嵐」シリーズ(CX)に主演し、大ヒットとなる。その他の主な出演作として、映画『桜田門外ノ変』(10)、『牙狼-GARO- 〜蒼哭ノ魔竜〜 -GARO SOUKOKU NO MARYU-』(13)、『超高速!参勤交代 リターンズ』(16)などがある。

室井滋

Shigeru Muroi / 明石京子 役

富山県出身。早稲田大学在学中の1981年に映画『風の歌を聴け』でデビュー。映画『居酒屋ゆうれい』(94)、『のど自慢』(99)、『OUT』(02)、『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』(09)などで数多くの映画賞を受賞。その他の主な出演作品に、『人間失格』(10)、『たとえば檸檬』(12)、『人生の約束』(16)など。その他、数々のナレーションやエッセイや絵本など著書も多数発表するなどマルチな才能を発揮している。

STAFF

企画・主演

阿部進之介

Shinnosuke Abe

1982年2月19日生まれ。大阪府出身。2003年に映画『ラヴァーズ・キス』でデビュー。出演作品に、映画『クローズZEROII』(09)、『十三人の刺客』(10)、『BADBOYS』(11)『DOG×POLICE 純白の...

監督

藤井道人

Michihito Fujii

東京都出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。大学在学中より、数本の長編映画の助監督を経てフリーランスディレクターとして活動開始。現在は映画監督、脚本家をはじめ、様々な映像作品を手がける。映像分野ではAMERICAN EXPRESS、ポケットモンスターなどの数々のCMをはじめ、ドラマ・MVと幅広く活動中。主な監督作は『オー!ファーザー』(14)、『幻肢』(14)、『7s/セブンス』(15)、『TANIZAKI TRIBUTE「悪魔」』(18)など多数。公開待機監督作品に『青の帰り道』(2018年12月7日公開)などがある。

プロデューサー

山田孝之

Takayuki Yamada

1983年10月20日生まれ。鹿児島県出身。1999年に俳優デビュー。2004年TBSドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」で主演を務め、第42回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で主演男優賞を受賞。2005年に映画『電車男』で主演を務め、社会現象に。その後も、様々な役柄を演じ、そのどれも印象に残る存在感を発揮し、映画、ドラマ、CMなど幅広く活躍。主な出演作は、『そのときは彼によろしく』(07)、『クローズZERO』(07)、『十三人の刺客』(10)、『のぼうの城』(12)、『その夜の侍』(12)、『闇金ウシジマくん』シリーズ(12、14、16)、『凶悪』(13)、『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』(14)、『バクマン。』(15)、『信長協奏曲』(16)、『何者』(16)、『映画 山田孝之3D』(17)、『50回目のファーストキス』(18)など多数。公開待機作として、映画『ハード・コア』(2018年11月23日公開)などがある。